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濱松 清隆; 福山 淳*
JAERI-Research 2000-053, 13 Pages, 2000/11
標的磁気面に局在する電流を駆動するための最適化された電子サイクロトロン波の入射条件を数値解析により求めた。ここでは、O-モード基本波が低磁場側から入射される場合を解析した。波動入射条件は波動の入射方向と入射位置そして周波数により決定される。赤道面から入射される波の入射方向をトロイダル方向とポロイダル方向の両方向にスキャンして最適入射方向を解析した。光線が磁気面と接する位置で電流が駆動される(接線共鳴)時、ドップラー効果による電流の広がりが著しく抑制されることを示した。ビーム入射位置と波動周波数に対する、接線共鳴による駆動電流の依存性を解析し、最適な入射位置と最適な波動周波数を示した。さらに、電子温度に対する接線共鳴入射条件の依存性が弱いことを示した。
大賀 徳道; 秋野 昇; 海老沢 昇; 蛭田 和治*; 伊藤 孝雄; 樫村 隆則*; 河合 視己人; 小泉 純一*; 小又 将夫; 国枝 俊介; et al.
JAERI-Tech 95-044, 147 Pages, 1995/09
JT-60高性能化にて真空容器の口径を大きくしたことからトロイダルコイルとプラズマが接近することになりプラズマ表面でのトロイダルコイル磁場リップルが大きくなった。既設の垂直入射NBIではこのリップル磁場による損失が30~40%と評価された。リップル損失を減少させる有効な方法は接線方向のビーム入射である。一方、JT-60高性能化にてダイバータコイルを除去したことにより接線入射用水平ポートの確保が可能となった。接線入射への改造は14基のうちの4基について実施した。4基のビームラインは新作した2基のビームラインタンクに収納しそれぞれ正および逆方向入射とした。打ち消しコイル以外の大部分のビームライン機器は再使用した。接線入射への改造は1993年に完成しその後順調にビーム入射を行っている。
堀池 寛; 小原 祥裕; 奥村 義和; 柴田 猛順; 田中 茂
JAERI-M 86-064, 140 Pages, 1986/04
本報告は加熱工学第一研究室で行った負イオンビームを用いた中性粒子入射装置の概念設計についてまとめたものである。負イオンビームを使用すると高エネルギー領域でも高い中性化効率を得る事ができる。よって本報告に示す様に効率が高く大出力だがコンパクトな装置が実現可能である。本報告では500kevで20MWのビームを入射できる装置を目標に負イオン源ソース部と加速部の設計を行い、それに沿った形の装置を中性化の方法毎に三例検討した。その結果長いガス中性化セルをもつ装置選んで詳しく検討した。その結果長い中性化セルを採用することにより非常に小型で簡単な構造の入射装置が実現可能で、炉室周辺が複雑化せずに済む事や、接線入射可能等に数々の特徴を有する装置を提案できることがわかった。